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※長文の記事ですので、ご注意下さい。

リニア新幹線の線路は大深度地下にトンネルを掘る、とのことで
2001年に施行された所謂「大深度地下法」により地上の地権者等には
一切補償がなされないとは聞いていたのですが、
弊社の営業エリアである川崎市中原区、高津区、
特に武蔵中原駅や武蔵新城駅近くの地下をリニア新幹線が通過することになったので、
JR東海(東海旅客鉄道株式会社)が開催する地域の説明会に参加してきました。

※大深度地下といいつつ、浅いところは地下40mです。

時々、ニュースなどでこういった工事等の住民説明会で揉めている映像などを見ては居ましたが、
参加してみて「あぁ、なるほどなぁ。業者側のスタンスがこれではどこでも揉めるのは当たり前だよね。」とよくわかりました。

JR東海としては、工事を行うに当たっては住民の理解や合意は必要としていないわけで、
自分たちに都合の良いデータを一方的に説明すれば、説明会を開いた(義務を果たした)ことになるので、
住民の意見や意向を吸い上げる気持ちや不安を払拭しようなんて気持ちは、まったく無いんですよね。
磁界や新幹線の走行に伴う騒音、振動については、ある程度自信があるらしく、
予想値を資料に記載して説明していましたが、地下にトンネルを掘るシールド工事の騒音、振動については
「地上における騒音、振動はほとんどありません、影響はほとんどありません」と、
なんとも曖昧な表現で誤魔化しています。
「シールドマシンによるトンネル掘削工事は24時間行うのか?シールドマシンによる工事は、今までに多くの実績があるのだから、過去の事例で数値データを取ってるのでは?何故説明しない?それにより不動産事業収入に影響が出ても(例えば、賃貸集合住宅の場合で騒音や振動を理由に賃借人が退居したり、健康被害が出ても)補償を行う気は無い?」
と質問しましたが、
「掘削工事は24時間行う。騒音振動のデータは無い。影響はほとんどないのだから、補償も無い」
と、素っ気ない返事です。

質疑応答は「質問は一人1回、そして3件まで」と一方的にルールが通告されており、
JR東海の回答に対して、こちらが発言する権利はすでに無いのだから、
呆れるのを通り越して、ちょっと笑ってしまいそうなくらいです。

多くの住民が色々な質問をしていましたが、
基本的にどんなことがあっても事業を行うし、補償を行う必要が無いことも法律で守られているし、
ということでもう、どのような質問や突っ込みにもJR東海さんはずっと冷たい態度です。

途中、説明会に参加していた川崎市議会の議員さんにJR東海側が
「あなたは他の説明会場でもお見かけした。今日の説明会はこの地域の住民説明会なのだからおかしい」
みたいな突っ込みを入れて、市議会議員さんが
「私は地域住民の代表で来ている。川崎市としてもJR東海に対して説明会の会場として各地域の小学校等々を無償で使用させていたり、税金の軽減を行ったりしているのだから、住民の代表できている人間にそのようなことを言うのはおかしい。」と怒っていらっしゃいました。

どこの地域の議員さんだかわかりませんでしたが、この反論に私も拍手しておきました。
JR東海の態度が非常に気分の良いものではなかったですからね。

仮に議員さんでなかったとしても、複数の地域に不動産を持っている人はいるわけですし、
複数の地域の説明会に参加する人が居ても、なんの不思議もないはずですが、
このにもJR東海のスタンスがよく見て取れます。

ちなみに、これについての謝罪は当然ありませんでした。

もしこれから初めてJR東海の説明会に参加する方が居たら、下記を承知しておいた方がよろしいかと思います。

・写真撮影、ビデオ撮影は禁止されている
・最後の質疑応答での質問は1人1回、3件のみ。質問内容は3件をまとめて言う必要あり
・補償についての質問は「補償しない」という返事しかしないので無意味
 (別の角度から質問した方が賢明です)
・健康被害の懸念についても同様
・会場内全体をJR東海の職員?が大人数で囲んでいるので威圧感がある
・リニア新幹線不要論や工事反対論を述べても、国策であるため無意味(暖簾に腕押し)
・工事のトラック交通量の影響は、分母と分子が違うなど、数字のトリックもある様子。
 (分母の交通量は両側の交通量、分子の交通量は工事車両の片側想定交通量なのに、
  「工事車両は通常の交通量の○%です」とか説明してきます。
  そして、そういったトリックが行われていると思わしき資料はスライド提示のみで配布はされません。
  ちなみに、突っ込みを入れても「貴重なご意見として今後に生かします」といった回答で終わります)
・小学校の体育館での説明会でしたが、寒い!
 (落ち着いて最後まで説明を聞くためには、暖かい服装でお出かけ下さい)

そして、もし可能だったら
「シールドマシンでのトンネル掘削工事についての、騒音、振動データが無いのに、なぜ『影響は非常に小さい。影響はほとんど無い』などと言えるのか。」という部分にもう少し突っ込みを入れて、結果を教えて下さい(笑)
他のデータは公表しているのに、「公表しない・データは無い」で、悪意を感じるんですよね~。
「影響は非常に小さい、ほとんど無い」って、影響はあるってことだと思うので、今も引っかかっています。

では、今回は長文の記事で失礼しました。

JR東海のリニア新幹線(中央新幹線)ルート地図PDF(神奈川県)記載頁URL
http://company.jr-central.co.jp/company/others/assessment/document/kanagawa/k_kanrenzu.html
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